すぐに、かつ、継続的に勉強に取り組める方法

ノウハウ

行政書士試験に限らず、テスト・受験があるが、なかなか勉強に取り組めない。

テスト・受験があるのに、資格試験があるのに、なかなか机に向かえない、モチベーションが上がらない。

そんな悩みがある学生さんや社会人、そして、行政書士試験受験者のために、素早くかつ継続的に勉強できる3つの方法を伝えたいと思います。参考にしてください。。

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モチベーションの原点を確認、増幅させる

大学受験や資格試験にチャレンジするのは、根本的にチャレンジする理由があるからだと思います。「あの一流大学に受かっていい会社に就職する」「あの資格を取って収入をアップする」といった具合に根本的な理由があると思います。

なのに、なかなか勉強に取り組めない(T_T)

そうなってしまう理由は、前述の根本的な理由、つまり原点が弱いためです。原点が弱いため「あの一流大学に受かっていい会社に就職する」→「あの一流大学でなくても、そこそこの大学でも就職はできる」、「あの資格を取って収入をアップする」→「資格を取らなくても今の収入でも生活はできている」と、逃げ道に走ります。動機が弱いと人はつい、逃げ道を探る傾向にあるのです。そしてこの逃げ道を塞ぐことは容易ではありません。

そこで、逃げ道を塞ぐのではなくそこへ向かう強い動機を形成しましょう。人を突き動かすのは強い動機(衝動)です。そして、その強い動機(衝動)を形成するためには、目標を曖昧なものから具体的なものにするのが効果的です。

たとえば、「あの一流大学に受かっていい会社に就職する」→「一流大学入学でかわいい女の子と付き合って、卒業後は○○商事に入社して年収1千万円以上のエリートサラリーマンになる」、「あの資格を取って収入をアップする」→「資格取得後は、資格を利用してこのようなビジネスを展開して起業、5年後には上場企業にする」といった具合です。

このように、目標を具体化すれば強い動機(衝動)が形成され、勉強(目標)へのモチベーションが高まり、自然と机に向かうことでしょう。

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低いノルマを課す

実は多くの人たちが、勉強の計画を立てるときに重いノルマを課す傾向にあります。たとえば、「この問題集は全部で200問ある。最低でも3周はさせたいから1日20問ずつ解いて1か月で完璧にするぞ!」といった具合にハードで分量を意識した設定をします。

しかし、大概挫折します。毎日20問やろうと思ってはいたけれど、「10問しかできなかった」「5問解くのがやっと」という具合に、そして気がつけば、続かないやらなくなる、という具合です。

このように、重いノルマを課せば大概そのプレッシャーに押しつぶされます。だから、押しつぶされることのない軽いノルマにしましょう。たとえば、1日1問は問題を解く。これならば無理なく続けることができるでしょう。そのうちに1問のつもりが、「つい5問やってしまった」「10問やった」となります。

わたしも行政書士試験の勉強をしているときは「毎日法律に触れる」という低くてゆるいノルマを課していました。付き合いで飲んで帰ってきたときには、テキストを1ページ読むだけで終わりということもありました。それでも十分ノルマ達成となり、継続できます。

実は、人は1日で一気に10時間勉強するよりも、1時間ずつ10日間勉強するほうが勉強の効率が上がります

なぜならば、人は忘れる生き物だからです。どんなハードに短期間で知識を頭に詰め込んでも時間が経てば人は忘却します。この忘却を防ぐには、定期的に繰り返してリマインド(記憶の呼び起こし)をすることが重要となります。定期的にリマインドすることにより脳は「これは重要な情報だ!Σ(゚Д゚)」という判断を行い、知識が頭に定着するようになります。

つまり、一気に多くの量を勉強するのではなく、毎日継続することが重要になります。

そして、前述したような低いノルマを課すことによって継続がしやすくなります。勉強の量よりも継続を意識しましょう。

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レベルアップを実感する

皆さんはコンピューターRPG(ロールプレイングゲーム)をやったことはあるでしょうか。ドラクエ(ドラゴンクエスト)やFF(ファイナルファンタジー)などRPGは人気ジャンルです。

しかし、これらRPGは長時間のレベル上げやステージごとの難関のクリアといった快感・快楽だけではない修行的な苦しい要素が含まれています。にもかかわらず、多くの人がRPGにはまります。修行的な要素も楽しんでやっています。これはどういうことでしょうか。

それは、レベルアップや難関クリアによる達成感が何よりも気持ちいいからです。「最初は苦戦していたスライムを今は簡単に倒せる」このような達成感が快感なのです。

だから、修行的な要素も楽しめているのです。そして、同様に勉強にも、このレベルアップの達成感を持ち込めばいいのです。

具体的には、同じ模試や同じ過去の試験問題などを定期的にやるのがいいです。前回受けた模試とか、前年度の試験問題とか、1つ対象を決めて2.3ヶ月に一回でも定期的にやってみるのです。

そうすると当然、1回目より2回目の方が点を取れ、2回目より3回目の方が点を取れるという風に段々と100点に近づいていきます(同じ問題だからね( ´∀` ))。これにより、「俺(私)成長してるじゃん‼」とレベルアップを実感でき、次なるモチベーションへとつながります。

反対に、いろいろな模試や、複数年度の過去の試験などいろいろと取り組むと、得意・不得意や、その問題ごとの難易度に左右されるため、点数はランダムになりがちで、得点が100点に近づいてはいきません。実際は実力がついていても、レベルアップを実感しにくいのです。

ですから、同じ模試や過去問題を繰り返しやってレベルアップを実感しましょう

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同じものを繰り返したほうがきれいに右肩上がりです。これのほうがモチベーションが上がります。

最終到達点

最後に、

勉強は基本、楽しいものです。上記のことを実践し、日々コツコツと継続しているうちにどんどんと勉強が楽しくなり、モチベーションは勝手に上がり、続けるようになります。

私は行政書士試験の勉強を夢中で楽しくやってました。合格したときは嬉しさの反面、「もう勉強できないのか(´・ω・`)・・」と、寂しさすら感じました(別に勉強し続ければいんだけどね(;^ω^)デメリット無いし)。

そして、皆さんも継続して勉強を楽しめる領域に到達しましょう。楽しみながら合格まで勝ち取れれば最高だと思いませんか。その領域に達するまでがんばりましょう。